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2025.03.09
2025年3月11日(火)に開催される復興の灯火プロジェクト2025に向け、特定非営利活動法人みんぷく郡山が主催として海老根伝統手漉和紙を使った灯ろうワークショップを実施しました。
このワークショップは、郡山・会津にある復興公営住宅14団地で行われ、住民の皆さんが思い思いの灯ろうを制作しました。絵の具で鮮やかに彩ったもの、書を書き込んだもの、貼り絵を施したものなど、個性豊かな灯ろうが完成し、今年は合計106基が制作されました。
この取り組みは2021年度から続き、今年で4回目を迎えます。参加者からは「来年はもっとうまく描きたい」「こんな風に作りたい」など、来年のワークショップを楽しみにする声も多く聞かれました。
本プロジェクトは、震災で避難された方々が地域の伝統文化に触れ、理解や親しみを深めるとともに、地域コミュニティに関わる機会を作ることを目的としています。住民の皆さんが心を込めて作った灯ろうは、3月11日のイベントで展示されます。
復興の灯火プロジェクトは今年で7回目を迎えます。2019年に郡山市主催で開催され、2020年以降は郡山女子大学短期大学部が事業を引き継ぎ、郡山市と連携を図りながら開催しております。本プロジェクトでは、東日本大震災の犠牲者へ追悼の意を表すとともに、若者世代への震災の記憶や地域文化の継承、避難者の地域コミュニティへの参加機会の創出を目的に実施しています。
📅 開催日: 2025年3月11日(火)
📍 会場: JR郡山駅西口駅前広場
🔗 詳細情報: 開催告知ページへ
住民の皆さんのさまざまな想いが込められた灯ろうが当日の会場を彩ります。ぜひご覧ください。