つながる
2022.03.08
郡山市には国内外に姉妹都市が4都市あります。そのなかで一番歴史が深い都市が古都・奈良市です。両市に語り継がれる『采女(うねめ)伝説』が取り持つ縁で、1971年8月5日に姉妹都市となり、これまでの半世紀、様々な交流を行ってきました。
記念すべき50年の節目の年、新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら人の往来を伴う直接的な交流はできませんでしたが、両市の子どもたちがそれぞれの都市に対する思いを届けました。
郡山市では、『うねめの里』片平の小・中学生が郡山市の伝統的工芸品である海老根伝統手漉和紙に絵付けをし、奈良市へ送り、奈良采女祭の舞台である猿沢池近くで展示しました。
奈良市では、都跡(みあと)小学校の6年生が、奈良市伝統工芸品の奈良筆で絵付けをした海老根和紙を郡山に送り、うねめ供養祭や郡山カルチャーパーク*で展示しました。(*郡山カルチャーパークでは両市の和紙を展示しました。)
東日本大震災の際、遠く離れた奈良の地から、心温まる支援をいただきました。3.11復興の灯の会場では両市の子どもたちの和紙を展示します。会場で古都奈良とのつながりに思いを馳せてみませんか。コロナが収束したら、是非奈良市を訪れてみてください。